■ レンテンローズ

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一般名:レンテンローズ(Lenten rose)
学名:Helleborus orientalis(ヘレボラス・オリエンタリス)
別名:ヘレボラス・オリエンタリス(Helleborus orientalis)、春咲きクリスマスローズ(Christmas rose)
分類名:植物界被子植物門真正双子葉類キンポウゲ目キンポウゲ科クリスマスローズ属
原産地:ギリシャ、トルコ

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レンテンローズ(Lenten rose)という名は、

キリスト教のアッシュ・ウェンデー(Ash Wednesday:灰の水曜日)からイースター(Easter:復活祭)までの期間である レント(Lent:キリスト教の四旬節、受難節)に咲くことから付けられました。

花のように見えるものは、萼(ガク)で、実際の花は中心部にある線状のもの。

今回の聖壇の生花は、レンテンローズの競演!

同じレンテンローズですが、色も形も様々。八重もあります。

 

クリスマスローズ(Christmas rose、Xmas rose) と混同されることが多いですが、 両者共にキンポウゲ科クリスマスローズ属の多年草で、違いは次のようなことだそうです。

クリスマスローズは、クリスマス時期に咲くヘレボルス・ニゲルのことを指し、花色(萼弁色)が白で、冬咲きです。

一方、レンテンローズは花色(萼弁色)が赤や桃、白、緑色などの園芸種が作られており、 花色が豊富で、初春(2~3月)、すなわちレントの時期に開花する春咲きの花です。また、クリスマスローズは草丈が30cm以下と低いのに対して、このレンテンローズは40~60cmと草丈が高いとのこと。