鳥たちもひとつがいずつ乗っています。
オウム、インコ、カラス、ハト、ツバメ、大鷲、鷹、雀、等。
洪水後、水が引いたかどうか確かめるためにノアが放った鳥が、カラスとハトです。
ハトがオリーブの枝をくわえて戻って来た時、ノアは水が引いて、大地が戻り、箱舟を降りる時が来たことを知ります。大洪水が起こってから約1年後のことでした。
♦ 聖書より (創世記8章1〜12節)
神は、ノアと彼と共に箱舟にいたすべての獣とすべての家畜を御心に留め、地の上に風を吹かせられたので、水が減り始めた。また、深淵の源と天の窓が閉じられたので、天からの雨は降りやみ、水は地上からひいて行った。百五十日の後には水が減って、第七の月の十七日に箱舟はアララト山の上に止まった。水はますます減って第十の月になり、第十の月の一日には山々の頂が現れた。
四十日たって、ノアは自分が造った箱舟の窓を開き、烏(カラス)を放した。烏は飛び立ったが、地上の水が乾くのを待って、出たり入ったりした。
ノアは鳩を彼のもとから放して、地の面から水がひいたかどうかを確かめようとした。しかし、鳩は止まる所が見つからなかったので、箱舟のノアのもとに帰って来た。水がまだ全地の面を覆っていたからである。ノアは手を差し伸べて鳩を捕らえ、箱舟の自分のもとに戻した。
更に七日待って、彼は再び鳩を箱舟から放した。鳩は夕方になってノアのもとに帰って来た。見よ、鳩はくちばしにオリーブの葉をくわえていた。ノアは水が地上からひいたことを知った。
彼は更に七日待って、鳩を放した。鳩はもはやノアのもとに帰って来なかった。
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♦ イザヤ書 40:31
主に望みをおく人は新たな力を得/鷲のように翼を張って上る。走っても弱ることなく、歩いても疲れない。
♦ 出エジプト記19:3−5
モーセが神のもとに登って行くと、山から主は彼に語りかけて言われた。
「ヤコブの家にこのように語り/イスラエルの人々に告げなさい。あなたたちは見た/わたしがエジプト人にしたこと/また、あなたたちを鷲の翼に乗せて/わたしのもとに連れて来たことを。今、もしわたしの声に聞き従い/わたしの契約を守るならば/あなたたちはすべての民の間にあって/わたしの宝となる。世界はすべてわたしのものである。
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