10月11日の聖壇に活けた「紫式部」ですが、
正確には少し小ぶりな「小紫」と思われます。
「紫式部」は、その色が源氏物語の紫式部を連想させたところから
ついた名前のようです。
教会の庭に咲いているのは、正確には「小紫」(コムラサキ)のようです。
紫式部と同じように紫色の実を付けますが、小紫の方がこぶりで、
実が枝に沿って固まってつき、枝が垂れています。
紫式部の方が実が大きく、実の付き方もまばらで、
背も高く、枝もまっすぐ上に向かって伸びているようです。
「小紫」の学名は、Callicarpa dichotoma
Callicarpa(カリカルパ)は、
ギリシャ語の 「callos(美しい)+ carpos(果実)」が語源。
すなわち「美しい実」の意味とのこと。
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