■ 2020年4月5日(日)受難節第6主日礼拝

   「棕櫚の主日」(しゅろのしゅじつ)

     

聖書 フィリピの信徒への手紙2章5-11節

説教 「十字架のイエスを主と仰いで」

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※ 十字架につかれる決意のうちに、主イエスがエルサレムへ入られた時、群衆が「この方こそ新しい王、メシアだ」と期待し、葉のついた枝を手に持って、あるいはそれを道に敷いて主イエスを歓迎したところから、イースターの一週前の日曜日、受難週の最初の日曜日とを「棕櫚の主日」と呼んでいます。

英語圏では、Palm Sunday と呼ばれ、この日に会堂をヤシの葉で飾ったりします。

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♢ 聖書:フィリピの信徒への手紙2章5-11節

そこで、あなたがたに幾らかでも、キリストによる励まし、愛の慰め、“霊”による交わり、それに慈しみや憐れみの心があるなら、同じ思いとなり、同じ愛を抱き、心を合わせ、思いを一つにして、わたしの喜びを満たしてください。

何事も利己心や虚栄心からするのではなく、へりくだって、互いに相手を自分よりも優れた者と考え、めいめい自分のことだけでなく、他人のことにも注意を払いなさい。

互いにこのことを心がけなさい。それはキリスト・イエスにもみられるものです。

キリストは、神の身分でありながら、神と等しい者であることに固執しようとは思わず、かえって自分を無にして、僕の身分になり、人間と同じ者になられました。人間の姿で現れ、へりくだって、死に至るまで、それも十字架の死に至るまで従順でした。

このため、神はキリストを高く上げ、あらゆる名にまさる名をお与えになりました。こうして、天上のもの、地上のもの、地下のものがすべて、イエスの御名にひざまずき、すべての舌が、「イエス・キリストは主である」と公に宣べて、父である神をたたえるのです。

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■ 集会案内

・聖研祈祷会 4月8日(水) 午後1時&7時半
 創世記44章

・受難日礼拝 4月10日(金)午前7時〜
 ※ 主イエスが私たちのために十字架で命を捨ててくださったことを感謝と悔い改めをもって覚えます。

 

■ 今週の生花

聖壇の花は、棕櫚の主日を覚え、ヤシの葉(実はアートフラワーです)を添え、そこに庭に咲いていた紫色の花を活けました。

紫色は受難節の色です。

花の種類は、ジャーマン・アイリス、ヒヤシンス、レンテンローズになります。

こちらの花器は銅製になりますが、銅には水を腐りにくくする作用があるそうで、花が長持ちします。

   

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受付には庭に今色とりどりに咲いているチューリップを。

下の写真のとても愛らしい小さな花は、チューリップの原種です。

             

さらに小さな花瓶に残った花を活けました。